頭痛には主に筋緊張性頭痛、片頭痛、群発性頭痛などがあり、稀にくも膜下出血、脳出血により頭痛が起こることもあります。
 筋緊張性頭痛は机に座って仕事をしている人に多いのですが、夢中で仕事をしている間に徐々に頭が前屈みになるため、頭を正常位置に戻そうとして後頭部や肩の筋肉が緊張してしまい、後頭部の筋肉痛や肩こりから起こることが多いようです。その予防には椅子に座るときに深く座って姿勢を正し、頭の重心が脊柱の上に乗るようにすることです。


 女性に多い片頭痛は内頸動脈系の血管が中を流れる血液の量に伴って収縮・拡張するために、脈拍と同じリズムで頭の片側がズキンズキンと痛むもので、頭痛の前にチカチカと光が見える場合があります。女性に多く遺伝傾向が見られ、発作の原因として女性ホルモンとセロトニンとの関係などが考えられています。


 その他の頭痛の原因は、脳腫瘍、脳出血などでは頭蓋骨内の圧が高くなってくることも挙げられます。髄膜炎やくも膜下出血などでは、髄膜刺激症状として起こります。


 突然に激しい頭痛が起きた場合はくも膜下出血の可能性がありますから速やかに救急車で脳外科病院へ運んでもらって下さい。