吐血は嘔吐の時にどす黒い血を吐いた状態で、食道・胃・十二指腸からの出血の可能性があります。食道静脈瘤からの出血は肝硬変の合併症として認められます。吐血の原因として胃潰瘍や十二指腸潰瘍が最も多く、疼痛、発熱の治療や血栓予防などの目的で服用しているアスピリンなどの副作用の場合もあります。上部消化管出血が疑われれば、内視鏡検査で診断し、出血部位に対してクリップなどの方法を用いた内視鏡的止血術を行ったり、止血薬を投与したりします。アルコール多飲や肝炎ウイルスなどによって肝硬変になってしまうと、食道や胃の静脈圧が高くなってきて食道静脈瘤が形成されますが、大きくなると破裂します。 救急車を要請して下さい。