| Q: 78歳 男性 |
本書(薬の事典)に書いてある「アムロジン」の副作用「嘔気」とはどの様な症状でしょうか。生来胃はが弱いのですが、10日くらい前から食欲が減退し、嘔吐はしなかったものの、食物を飲み込むたびに「げっぷ」とも「吐き気」ともつかぬ気体の逆流が家人にも聞こえるほど続きましたので、市販のドリンク剤でしのぎ、やっと治まりました。通俗医学書にも記載がなく、辞書には「むかつき」とあります。主治医にはお聞きしづらいのでよろしく。 |
| A: |
薬剤の副作用は、特にこの様な症状と決まったものはありません。同じ薬を飲んでも、便秘する人、下痢する人、などさまざまです。
あなたの、吐き気、げっぷ症状は、胃炎、胃潰瘍などでも起きる症状だと思います。また、呑気症といって、神経的に嫌なことがあると唾を飲み込むときに空気を一緒に飲み込んで、胃の中が空気で一杯になり、げっぷが出るという症状もあります。この場合、何かで気が紛れているときはげっぷが出ないという特徴があります。
隠れた病気があるといけませんから、主治医に相談して、胃の検査を受けてみて下さい。
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| Q: 74歳 男性 |
冠血管拡張のためペルサンチンを処方されていますが、「医者からもらった薬がわかる本'96」には"一般的には評価されているとはいえ、良心的な学者の意見は歯切れの悪いものが多いのも事実"とあり、本書(薬の事典)の内容の若干異なる感じがしますが如何なものでしょうか?ジピリダモールの次に分類として"冠血管拡張剤"との表記がある方がわかりやすいと思います。 |
| A: |
ジピリダモールは冠血管拡張作用、蛋白尿などの腎障害改善作用などがあり、非常に有効性のある薬剤だと私は考えています。私のクリニックでも、冠不全、心筋障害、腎機能障害などの患者さんに処方しています。
20年位前になりますが、心筋障害、うっ血性心不全の74歳の女性にペルサンチン、ノイキノンなどを処方していましたが、同じ製剤で製薬会社が違う薬に変えたことがありました。金沢に本社がある日医工などの薬にしたのです。所が、1-2週間でその患者さんの狭心症症状が悪化してしまい、入院せざるを得なくなったことがありました。退院後はまた、ペルサンチン、ノイキノンに戻したところ現在も元気でいます。そのようなエピソードがあったので、特に両者共、薬効は十分あると考えています。
別の本の著者は薬剤師で、米国で使用していない薬は効かないのだという先入観を持っていらっしゃるようで、実際に臨床で患者さんに接していないことが原因ではないかと推察しています。
本年春に脳代謝改善薬が、有意に効果が証明されなかったからといって、薬価から削除されるという処分を受けてしまいましたが、実際に症例を選んで処方すると有効な例が多かったのは厳然たる事実です。友人の医師達との会話でも同様の意見を良く聞いています。
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| Q: 68歳 男性 |
遠く離れた長男の所に遊びにいったらこの本がありよかったので帰家し購入した。書店に3冊あったがこの本を選定しました。良い本です。薬は日進月歩。種類も2〜3年
ごとに変わりますね。高血圧の薬でインポテンツになるものがあると聞いたのですが、私も最近ポテンツが下がって困っているのです。 |
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A:
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カルシウム拮抗薬のアムロジンもインポテンツになることはあるようですか、頻度はβブロッカーほど多くはないようです。
αブロッカーのカルデナリンやデタントールRなどは逆に、性機能を増強する作用があると日本大学駿河大病院内科の久代先生などが報告しています。主治医の先生に相談して、αブロッカーに変更してもらったら如何でしょうか。
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高血圧
Q: 61歳 男性 |
高血圧で、アダラートとカルデナリンを飲んでいます。最近、うつ状態になってきましたが、副作用ということは考えられますか。 |
| A: |
血圧の薬で、鬱状態になるのはレセルピン系統がありますが、今飲んでいるアダラートやカルデナリンではうつ状態になることはないと思います。
鬱状態は、遺伝性の素因もありますし、人生観なども反映していると思います。ストレス解消、趣味なども上手に生かして下さい。うつ病には、新発売されたルボックスなどのように副作用が少ない薬もあります。今の薬が合わないようなら、主治医の先生と相談してみて下さい。
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| Q: 27歳 男性 |
母は13年前から喘息があり薬などでほぼ完治しましたが、1年半前から医者の指示でコニール(血圧が高いので)を服用してきました。しかし、最近完全房室ブロック、期外収縮と診断されました。そのような病態のケースでコニールを2週間ぐらい飲み続けても大丈夫か(今後も)、2度房室ブロックブロックは慎重に服用する、3度以上のブロックは服用してはいけないとあるが、2度ブロックの場合、どれくらい危険があり、コニールの服用につき注意が必要だか詳しく教えて下さい。 |
| A: |
貴方の質問はβ遮断薬の副作用の心配をされているようですが、コニールはカルシウム拮抗薬です。β遮断薬ではありません。
完全房室ブロックは冠動脈硬化症が高度に進行し、心臓の中隔の心筋梗塞を起こした結果、刺激伝導路が繋がらなくなってしまったのではないでしょうか。
カルシウム拮抗薬は心臓の冠状動脈も含めて、細い血管を拡張させる作用がありますから、この様な病態の改善にも役立つと思います。これらの薬剤は、当然、数年〜数十年使っても良いようになっています。
コニールの文献などを取り寄せましたので、同封いたします。
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| Q: 64歳 女性 |
高血圧のため、過去アムロジンを服用していた。最近血圧が180〜170/85前後。食欲ありミニプレス朝・夕初めて服用(1錠ずつ)。その結果頭がフラフラし足膝に力が入らない。医者に相談したけれどはっきりしない。多分ミニプレスのせいではなかろうか?現在(服用中)の血圧は108/89ですのに上記の症状は消えない。詳細なご指導をお願いします。 |
| A: |
アムロジンはカルシウム拮抗剤で、細かい動脈を拡張して血圧を下げる働きがあります。ミニプレスはα遮断剤で、末梢血管を拡張して血圧を下げる働きがあります。
アムロジンは、5mg錠と2.5mg錠と2種類があります。5mgは量が多いので、飲んだあと効果が強いのです。2.5mg錠を2錠、朝・夕に1錠ずつ内服すると1日の血圧の変動が少なくて済みます。
ミニプレスの0.5mg1錠の追加は、さほど量が多すぎるとは思われませんが、血圧が170-180mmHg/85mmHgあった人が、150mmHg/90mmHgになったということは、血圧の下がり方が急だったため、脳循環血液量が少なくて、フラフラしたり、足に力が入らなかったのでしょう。1週間もすれば、身体がこの血圧になれてくるので、症状もなくなっていると思いますが如何でしょうか。
それでも調子が悪い場合は、α遮断剤の副作用の立ちくらみが考えられますから、α遮断剤をACE阻害剤に代えてもらったらよいと思います。
私なら、例えば、アムロジンを5mgの1錠の代わりに、2.5mg錠を2錠にして、朝・夕1錠宛にします。そして、カプトリルRを朝1カプセル追加してみたいと思います。
カルシウム拮抗剤とACE阻害剤の併用ですと、立ちくらみなどは起こりにくいと思うからです。
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| Q: 62歳 女性 |
脳梗塞、解離性大動脈瘤、大動脈弁閉鎖不全又は狭窄による心臓機能障害(いつ破裂しても不思議じゃない)といわれています。東京女子医大で8年前に手術、2年前に破裂して入院治療、退院後は近くの病院に紹介されましたが、それまでの薬と違ったために、しかも、何に効くのかも判らず悩んでおります。それに今までのカプトリルもニトログリセリンもアルドメットもガスターもないのです。マーロックス、アダラートLもない。ただ、内容が同じもので包装や名前が変わっただけかも知れずいつも不安です。今の病院は田無市にあります。女子医大の薬が欲しい。飲み合わせの善し悪しを知りたい。(心臓動脈瘤)医師の仰るとおりに飲めばよいのでしょうが、発作や副作用等起きたらどうしようかと心配です。医学の知識がないので辛いです。
今飲んでいる薬:インヒベース、アムロジン、アダラートカプセル10ミリ、アルタット、アーチスト、ムコスタ、ニトロールRカプセル。 |
| A: |
解離性大動脈瘤の原因は何でしょう? 動脈硬化、高血圧、梅毒などいろいろな原因があります。一番心配しなければならないのは、高血圧です。血圧が高くなると、裂け目が拡がってしまいます。
夏は血圧が比較的安定するし、本人が病気を自覚して、塩分、油もの、甘いもの、食事の時間など注意してくると、状態が良くなり、薬が減ることもあります。
また、動脈瘤の程度にも寄りますが、何時破裂しても不思議ではないといわれるくらいなら、手術を受けてしまう方法も考えられます。
やはり、女子医大の心臓血圧研究所をもう一度受診し、相談されたら如何でしょうか。 その時に、薬のことも話して、相談してみて下さい。
その上で、もっと親切な近所の先生を紹介してもらって下さい。
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| Q: 58歳 女性 |
3年前から高血圧の薬を飲んでいますが、2ヶ月前から少し緩やかなものに変わったようですが、食事も気をつけ運動もして血圧は安定していると思うのです。スポーツセンターで計ると110〜85位です。このまま薬を飲み続けて良いものか止めても良いのではとも思う。お医者様には聞きづらいのですが。 |
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この薬はカプトプリルです。効果はさほど強くない薬です。副作用で一番多いのは、空咳です。
この様な血圧が持続していれば、もっと弱い薬に変えてもらっても良いと思います。冬の寒いときは血圧が高くなりがちですから、中止するのは、感心しません。
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| Q: 28歳 女性 |
「医者からもらった薬99年度版」を購読して教えていただきたいことがあります。以前、メインテート、デパス、リーゼ、テシプール、LENという薬を1年半ほど服用していました。服用を急に中止したため、動悸、手足のふるえなどの症状が出てきたので、病院で血液検査をしたところ、甲状腺ホルモンの分泌が非常に高くメルカゾールという薬を勧められて服用しています。服用してから約2週間経ち、随分と良くなりましたが、今度は全身にかゆみが出てきて湿疹なども少しみられるようになってきました。
現在もまだ服用していますが、服用を中止すればこの様な症状は治るのでしょうか。本には副作用でGOT、GPT、LDH、Al-Pが上昇すると書いてありますが、このGOT、GPT、LDH、Al-Pの意味が分からないので教えて下さい。
それから、祖母がUPJOHN、メインテート、デパス、アダラートという薬を服用しているのですが、UPJOHNという薬だけ、見当たらなかったので、どういうときに服用する薬なのかその他副作用などもあるのか教えて下さい。
あと、アダラートという薬については警告欄に書いてあることが気になり、服用を中止して他の血圧を下げる薬に替えてもらった方が良いのか、それぞれ詳しく教えて下さい。宜しくお願いします。
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| A: |
メインテートはβ遮断作用のある降圧剤、デパス、リーゼは安定剤、テシプールは抗うつ薬、LENはレンドルミンという睡眠薬でしょう。テシプールを止めたために、振戦が起きたり、メインテートを止めたために、動悸が起きたのでしょう。
これらの薬は、甲状腺機能亢進症を起こす作用はありませんから、全く、別のことで起きたのでしょう。甲状腺機能亢進症は、"吃驚甲状腺"といわれることもあり、突然の精神的ストレスで発症することもあります。この場合、暫く服薬を続けていると、甲状腺機能が正常化することが多く、服薬を中止することもできます。3-6ヶ月ことに、血液検査を受けて主治医の意見を聞くようにして下さい。
全身のかゆみは、メルカゾールによる症状の可能性が考えられます。
GOT,GPT,LDH,Al-Pなどは肝機能障害の時に高くなる酵素などをいいます。これらの数字が高くなった時は、薬剤性肝機能障害が起きたと考えます。
この本は薬の本ですから、検査については書くスペースがありませんでした。そのため、別の本に書いて有りますから、もし宜しければそちらも購入して読んでみて下さい。この本と同じナツメ社で出版しました。出版日は平成10年10月20日で、まだ、出版ほやほやです。本のタイトルは「最新版 病院で受ける検査」です。
おばあちゃんの飲んでいる薬の話になります。UPJOHNというのは、ファルマシアと合併した、アップジョンという会社名で、薬品名ではありません。多分、この薬は入眠剤のハルシオンだと思います。水色をした楕円形の錠剤で、寝る前に飲むように指示をされているでしょう。2.5mgと1.25mg/の2種類があります。
アダラートは飲んだあとに血圧が下がり、暫くすると薬効が切れて血圧が高くなるという欠点がありました。そのため、アダラートL、アダラートCRという、徐放性の薬が開発され、1日の血圧の変動が少なくなっています。これらの薬の場合は、薬がゆっくりとけ出して、徐々に効いているので、血圧の変動が少なく、警告に書いて有るような問題はないと考えられます。私のクリニックでも、アダラートL、アダラートCRは大勢の患者さんに使用しています。今は、殆どの医師がアダラートの代わりにこれらの薬を使っていると思いますから、主治医の先生に確認してみて下さい。
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